バイオコンサルタントのコラム

技術マーケティング手法を活かしたライフサイエンスR&D支援について

ライフサイエンス研究支援装置ビジネスなどに代表されるライフサイエンスツール事業は、医学・薬学・生物学などのライフサイエンス研究に必要な製品(培養装置、分析装置、試薬、キットなど)やサービスを提供するビジネスだ。
これらの製品やサービスは医薬品開発や遺伝子解析などの多様な研究に利用される。また、医療産業や農業・食品産業など様々な産業にも求められている。研究開発に必要な製品の需要は高まっているため、今後も市場規模は成長すると考えられている。
一方で、市場規模の拡大や技術の進化に伴い、メーカーの競争も激しくなっている。そのため、ライフサイエンスツール製品の企画や研究開発には、専門知識や技術力だけではなく、マーケティング力も求められる。そこで技術マーケティング手法を活かしたライフサイエンスR&D支援について解説する。

ライフサイエンスツールのR&Dにおけるマーケティング

ライフサイエンスツールのR&Dでは、エンドユーザー(研究者)が使用する頻度が高い応用分野(アプリケーション)を明確にすること(ターゲット市場の特定)が重要だ。また有力な研究者や業界関係者との人脈を構築し、情報交換や協力関係を構築することが大切だ。
マーケティングを適切に組み合わせて実施することで、需要にマッチしたR&D方針を策定することが可能になる。

米国ではライフサイエンスツール事業でターゲット市場を特定するには、主に定量調査(サーベイ)が用いられる。定量調査は、数字や比率などの定量的データを元に市場調査を行う手法だ。このような調査によって、エンドユーザーの動向や需要などに関する様々なデータを収集することができる。

新製品リリース時におけるテストサイトとの協力関係の必要性

新しいライフサイエンスツール製品のリリースにおいて、有力なエンドユーザー(オピニオンリーダー)の協力は不可欠だ。エンドユーザーは製品の実際の使用者であり、製品の価値や実用性についての情報を提供することができる。また、製品の正式リリース前にエンドユーザーとのフィードバックを受け付けることで、製品の不具合や改善点を見つけることができる。エンドユーザーとの協力を通じて、製品の質が向上し、顧客満足度も高まることが期待される。

ライフサイエンス業界では自社の事業内容に合った適切なコンサルティングサービスを活用することで、ビジネスの成功に寄与することができる。例えば異業種からの新規参入の場合、コンサルティングを通じて、開発製品のスペックやコア技術の有効活用のアドバイスなどを受けることで、開発したが売れないといったリスクを下げることができるし、有力な研究者や業界関係者との人脈を構築するサポートが期待できる。

バイオマーケットjp への掲載で引き合いを獲得

初期製品(プロトタイプ)のリリースでは、リアル展示会への出展の他、ポータルサイトの活用も増えている。当社ではライフサイエンスツール事業向けポータルサイトである「バイオマーケットjp」を運営しているが、バイオマーケットjp ではライフサイエンスツール製品(装置・試薬キット)やサービスを掲載して引き合いを獲得することができる製品LP(ランディングページ)が利用できる。

製品LPはリアル展示会と比べて次のようなメリットがある。

  • コスト削減:ポータルサイトの活用は、展示会参加費や出展施設への費用などのコストを大幅に削減できる。
  • 長期の情報掲載:ポータルサイトはリアル展示会に比べて、長期での情報発信が容易だ。
  • 研究者の参加が容易:ポータルサイトはリアル展示会に比べて、ラボ勤務者などの手軽な参加が容易だ。
  • データ分析:ポータルサイトはリアル展示会に比べて、参加者の情報や行動などのデータを収集・分析することが容易だ。

これらのメリットを活用することで、バイオマーケットjp はリアル展示会に比べて効率的なマーケティングツールとなり、ライフサイエンスR&D支援に寄与することができる。

まとめ

ライフサイエンスツールのR&Dでは、並行して技術マーケティング活動が必要である。ライフサイエンスコンサルティングの活用やR&D支援メニューを上手く活用して自社リソースを保管することで、競争力を高めることが可能になる。

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